冬の鎌倉は干物の季節
- 2022/01/21 15:23
- カテゴリー:日記
今日は大寒!暦の上では最も寒い日にあたります。この時期、台峰から望む富士山や丹沢の山々はとても美しい限りです。そんな寒い冬の楽しみといえば “魚の干物作り” です。大寒となれば寒いの一言に尽きますが、この冷たく乾燥した寒風は干物をより一層美味しくしてくれます。
今日の食材は「ニベ」、イシモチの仲間で、キレイな白身の魚なので、一般的には練りものに利用されますが、何にしても美味しく頂けます。ワタをキレイに取除き三枚下ろしに。それを適度な塩水に漬けて、あとは寒風に晒すだけで美味しい干物が出来上がります。
これを焼き枯らして、幽庵地(醤油・酒・ミリンを同量に入れ、そこに柚子を入れたもの)に漬けると、もっと美味しくなります。
さて、記憶に新しい1月6日(木)、鎌倉で雪が降りました。その翌朝(7日金曜日)、気合いを入れて台峰を登りました。その高台から「山ノ内地区の雪景色」を撮ってきましたので、それを皆さんにシェアいたします(真下にあるのが北鎌倉駅で、そのちょっと右上にあるのが円覚寺です)。現場の気温はマイナス1度、太陽が照らす7時30分過ぎに撮影しました。ただ、この雪景色もほんの一時で、お昼頃には雪は解け、普段の景色に戻りつつありました。ここ近年の温暖化で、鎌倉での冠雪風景はより珍しくなりつつあります。