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江ノ電
フィッシュナビのブログでは、私と出会う魚や生物、そして鎌倉の身近な自然と季節を日常生活に交えて記事にしております。
普段そこにいる誰もが目にする光景ながらも、(当たり前すぎて)見過ごしがちな素朴なネタを見つけ、そこに秘めた魅力を浮彫りにしていきたいと思います。自然が相手なので記事の更新は気まぐれ!でもコツコツ地道に発信していきますので、読んでくださった皆さまにとって何らかの情報になれば幸いです。何気ない散歩道が、もしかしたら今までにない輝きを放ち “特別な場所” に変わるかもしれません。
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★鎌倉淡水魚紀行★(梅田川編)~オイカワの産卵~

20210807201844.jpg

<写真>
~神秘的で最も美しい瞬間~
顔にある白い点々は追星(おいぼし)といって、婚姻色のオスに現れるシンボルといえます。

<本文>
前回はオス同士の美しい戦いにフォーカスをあてましたが、今回は生涯のクライマックスでもある産卵に密着したいと思います。産卵の観察に求める条件は3つ。1つ目は「美しく強いオスを探すこと」、2つ目は「産卵床となる砂地を探すこと」、そして3つ目は「産卵の前兆を知ること」です。一見難しそうに見える観察テクニックも、そのポイントさえ押さえておけば、感動的なシーンをより簡単に見ることができるでしょう。

まず、オス同士の激しい争いは、産気づいたメスの争奪戦からきており、やはり大きくかつ派手なオスが優位に立つようです。そして、はれてカップルが成立すると、メスを産卵床となる砂地へと誘導し、オスは体をブルブル震わせメスへの産卵行動を促します。
もしメスにその気があれば、オスに同調し、川底の砂を巻き上げながら放卵・放精します(砂を被せるのは、卵を外敵から守るため)。しかし、その瞬間に下位のオス達が力ずくで紛れ込むこともしばしば、自分の遺伝子を後世に残したい一心でしょう。ただ、メスにその気がなければ、再び仕切り直しとなり、その恋の駆け引きは延々と繰り返されます。
この産卵の光景はアチコチで見られますが、僅か5秒ぐらいの出来事のため他への目移りは厳禁、「二兎を追う者は一兎をも得ず」です。

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