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フィッシュナビのブログでは、私と出会う魚や生物、そして鎌倉の身近な自然と季節を日常生活に交えて記事にしております。
普段そこにいる誰もが目にする光景ながらも、(当たり前すぎて)見過ごしがちな素朴なネタを見つけ、そこに秘めた魅力を浮彫りにしていきたいと思います。自然が相手なので記事の更新は気まぐれ!でもコツコツ地道に発信していきますので、読んでくださった皆さまにとって何らかの情報になれば幸いです。何気ない散歩道が、もしかしたら今までにない輝きを放ち “特別な場所” に変わるかもしれません。
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鎌倉淡水魚紀行(梅田川編)~産卵後のオイカワの行方~

20211102174607.jpg

<写真>
婚姻色が少し色づきはじめた新たな成魚(オス)たち。成熟を控えながらも、まだ若々しさが残る。

<本文>
熱き戦いを終え、産卵を終えたオイカワ達は、その場から完全に姿を消します。
水際でそれらの亡骸を確認できたことから、おそらくこれで生涯を終えるのだと私は推測しております(因みにオイカワの寿命は野生下で3~4年)。どんなに美しく強くても、全盛期でいられるのはほんのひと時で、まるで花の命のように短いです。
このオイカワの繁殖期は、梅雨に入る頃から始まり~夏の終わり頃までの約3か月間続き、次から次へと成熟を迎えます。そして現在も、新たなオス達が戦い、そしてメスとの恋の駆け引きをしているところです。かつては、他人事のように見ていた若魚も、今度は自ら婚姻色を発するようになり、あと数週間もすればこの舞台の主役になっていることでしょう。

さて、一般的に魚の繁殖は、短い期間にかつ一斉で行われることが多く、私が皆さんに観察情報としてお伝えする場合には、過去の経験則をもとにお話しております(自然が相手であるゆえ、ドンピシャで当てるのはなかなか難しいです)。
しかし、このオイカワに関しては、繁殖期が長いこともあり、私が現場で確認したあとに(つまり事後報告として)発信しても、生きた情報として皆さんにお届けできるので、何とも観察者想いの魚だなと親しみを感じてしまいます。

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